文部科学省は6月9日、加計学園問題の文書等について再調査を行うと表明しました。調査を行うこと自体は歓迎しています。
加計学園問題は、文書の有無が核心的な問題というより、獣医学部の新設に当たって何があったのかが問題の核心です。一方、政府運営のあり方、それに対する政治的介入問題としては、その事実が記録され行政文書として存在するのか否かは、きわめて重要な核心的問題です。そこで、以下の声明を発表しました。
声明文本文→ http://bit.ly/2t1voBg
【項目】
1 文科省メールや文書は「行政文書」である
2 審議検討過程情報に該当して不開示とは言えない
3 文科省が独自に調査をしても信頼できないので、中立的・第三者的調査が必要
4 文書が実在しても真偽は別というのは今いうべきことではない
5 問われているのは政治的介入・関与の記録が残されるのが当たり前といえるか否か
6 中途半端な再調査になるなら当法人は訴訟で争う
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