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東京都の審議会録音物不存在、公文書管理条例案非公開に対して不服申立て


 東京都が6月議会で改正を予定している情報公開条例、制定を予定している公文書管理条例について、4月26日まで概要を公開してパブリックコメントを実施していました。

 「概要」があまりも「概要」過ぎるのと、どのような専門家の意見反映をしたのかが不明であったため、情報公開クリアリングハウスでは情報公開請求をしていました。請求をしたのは、東京都情報公開・個人情報保護審議会の3月分会議の議事内容を録音したもの、審議会以外で専門家から意見を聞いている場合はその記録と資料です。審議会以外の場で専門家から意見を聞いていたのは1回でその概要は公開されましたが、その際に用いていた公文書管理条例案は全面非公開。審議会の録音物は、「不存在」となりました。

 通常、パブリックコメントを実施する段階では、条例案に限りなく近いものを公開して意見を求めます。そうでないと、どのような効果を持つ条例かが判断できないので、意見を求める際には最低限、効果の程度と全体の枠組み構造がわかる程度のものは公開しないと、まともな意見が外部からいえない、ということになります。しかし、東京都は全面非公開と判断しました。

 また、3月下旬に開催された審議会で、情報公開条例改正案について答申を出し、公文書管理条例案について報告し意見を聞いているとのことですが、この会議の議事概要が未作成のようで、何を聞いたのか不明、議事録は通常のこの審議会は1か月から2か月、長いと半年以上公開されない、というものです。しかし、録音物は不存在。

 そこで、録音物の不存在と、公文書管理条例案の非公開決定に対して、4月28日付で審査請求を行いました。

 東京都公文書管理条例案非公開審査請求
 東京都情報公開・個人情報保護審議会録音物不存在審査請求

【関連ページ】
 東京都 公文書管理条例案を不開示、審議会の録音物は不存在


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