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20周年記念シンポジウム&記念パーティー:私たちと社会と政治とつなぐ情報公開のこれまで、いま、これから


イベント詳細


 

 1999年に情報公開クリアリングハウスができ、その前身の情報公開法を求める市民運動は1980年3月に発足。
 1999年は情報公開法が成立した年でもあります。そして、2009年に公文書管理法が成立。2019年度は、情報公開法を求める市民運動から数えて40周年、情報公開クリアリングハウスとしては20周年。情報公開法が制定20周年、公文書管理法が制定10周年と、私たちにとって節目の年です。いろいろな節目のある今年、少し立ち止まり、これまでの棚卸をしつつ、情報公開や公文書管理を取り巻く課題や可能性を展望する機会を持ちます。ぜひ、ご参加ください。
▶案内をダウンロードする

 
 

シンポジウム

 2019年12月7日(土) 15~18時
 専修大学神田キャンパス7号館731教室
 資料代 2,500円(記念誌込、当会会員1,000円)

 
記念パーティー

 2019年12月7日(土) 18時半~
 PATIA神保町(千代田区神田神保町3-2-9 塚本ビル5F)

   https://www.patia.tokyo/jinbouchou/access
 参加費 8,000円(実費を除いた分が当会への寄付になります)
  ※シンポジウムの資料代と一緒にお支払いいただくと1万円になります。

 

     ※当日参加も歓迎ですが準備の都合があるためなるべく事前にお申込みください

 


<シンポジウム>

第1部 情報公開制度をつくる、使う、育てる活動を振り返る
  秋山幹男さん(弁護士、元行政改革委員会行政情報公開部会委員)
  奥津茂樹さん(当会理事、元情報公開法を求める市民運動事務局長)
  三宅弘さん(弁護士、獨協大学特任教授、元公文書管理委員会委員)
  森田明さん(弁護士、元情報公開・個人情報保護審査会常勤委員)
第2部 ローカルだけとグローバルな問題、ローカルだけとソーシャルな問題と情報公開
  河村雅美さん(The Informed-Public Project代表)
  島明美さん(福島県伊達市民、個人被ばく線量データ利用の検証と
        市民生活環境を考える会代表)
  橋本杉子さん(守口・情報公開をまなぶ会代表)
第3部 政府は「私たち」の政府になれるのか?
 ―情報公開クリアリングハウスのこれからの挑戦
進行 三木 由希子(情報公開クリアリングハウス理事長)



<記念パーティー>
 20周年を祝うパーティーですが、普段着でお越しください。会場では、靴を脱ぐ必要があります。食べ物、飲み物の準備があるため、なるべく事前にお申し込みください。会費を支払った後は出入り自由で、途中参加も歓迎です。差し入れも歓迎です。

 

<シンポジウム登壇者プロフィール>
 
▶秋山幹男さん
 弁護士。元行政改革委員会行政情報公開部会委員。情報公開法施行後には情報公開審査会(途中から情報公開・個人情報保護審査会)の委員も一期半務める。自由人権協会の1979年発表の「情報公開法要綱」の起草したメンバーの一人。法制審議会民事訴訟部会幹事・委員として1996年以降の民事訴訟法改正にもかかわる。
 
▶奥津茂樹さん
当会理事、予備校講師。1999年まで「情報公開法を求める市民運運動」事務局長として、情報公開法の立法運動をけん引。情報公開を市民の力とするため、自治体情報公開条例の制定を後押しするほか、制度利用者の支援・交流を進め、新たな情報公開の可能性を拓くための事例の創出など多様な取り組みを行う。
 
▶三宅弘さん
 弁護士。獨協大学特任教授。2018年まで公文書管理委員会委員を務める。元内閣府行政透明化検討チーム座長代理として2011年政府提出改正情報公開法案の立案に尽力。法律実務家として情報公開法、公文書管理法、個人情報保護法制の立法や解釈運用に長年かかわる。元東京第二弁護士会会長、元日弁連副会長なども歴任。
 
▶森田明さん
 弁護士。2011年から14年まで国の情報公開・個人情報保護審査会常勤委員を務める。現在神奈川県情報公開・個人情報保護審議会委員。情報公開・本人開示訴訟に多くかかわるほか、逗子市情報公開審査委員として情報公開条例の運用や改正に関わるなど、情報公開制度の発展に尽力。
 
▶河村雅美さん
 The Informed-Public Project代表。沖縄をベースに情報公開制度を活用して主に米軍基地による環境汚染問題に取り組む。調査報道的なアプローチで環境汚染の事実とともに、解決に進まない日本政治・自治体政治の構造的な問題を明らかにし、政治や社会を動かすための取組を進める。博士(社会学)。
 
▶島明美さん
 福島県伊達市民。個人被ばく線量データ利用の検証と市民生活環境を考える協議会代表。福島原発事故による汚染の影響のもとで生活する住民として、伊達市放射能対策事業への情報公開請求を行い、被ばく線量を計測するガラスバッジのデータを用いた研究論文の問題を専門家とともに明らかにする。
 
▶橋本杉子さん
 守口・情報公開を学ぶ会代表。1998年に有志で守口市情報公開条例試案を作成して市と市情報公開制度審議会に提出。情報公開制度の周知・活用をすすめるため、毎年市役所内で体験型の情報公開請求ツアーを開催する。「『知る』からはじまるまちづくり」の実践として地域の課題・問題にも取組む。

▶三木由希子
 情報公開クリアリングハウス理事長。96年に情報公開法を求める市民運動のスタッフとなり、当会設立で室長に就任。制度を活用し情報公開訴訟を提起する当事者である一方、自治体・国の制度・政策づくりや自治体の制度運用に第三者機関委員として関わるなど、制度利用者と行政の現実の間を行き来している。
 
 主催 情報公開クリアリングハウス
    〒160-0008 新宿区四谷三栄町14-7芝本マンション403
    TEL.03-5269-1846 Fax.03-5269-0944
    コンタクトフォーム https://clearing-house.org/?page_id=1069

 

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