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シンポジウム「国家秘密と情報公開」第2弾 「国家秘密の公開と歴史的検証-特定秘密保護法案で秘密はどうなるのか?」 


イベント詳細

  • 日付:

 10月31日のシンポジウムに引き続き、第二弾特定秘密保護法案シンポジウムを行ないます。主催は、自由人権協会、日本ペンクラブ、情報公開クリアリングハウスの三者です。

 ご都合のつく方は是非足をお運びください。

 主催 自由人権協会×日本ペンクラブ×情報公開クリアリングハウス

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 シンポジウム「国家秘密と情報公開」第2弾

 国家秘密の公開と歴史的検証 -特定秘密保護法案で秘密はどうなるのか?
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  日 時 2013年11月18日(月)18時30分
  会 場 専修大学神田キャンパス1号館2階 204教室
  参加費無料、申し込み不要

 【話し】
  太田昌克さん(共同通信編集委員・論説委員)

 1968年富山県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、92年共同通信社入社。政策研究大学院大学博士課程修了、博士(公共政策)。2003年から2007年まで同社ワシントン特派員。2006年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。「核持ち込み密約は外務官僚が管理――歴代四次官が証言」など核密約に関する一連の報道で、2009年度平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)受賞。編著に『核の「今」が分かる本』(講談社+α新書)、著書に『アトミック・ゴースト』(講談社)、『盟約の闇―「核の傘」と日米同盟』(日本評論社)、『日米「核密約」の全貌』(筑摩選書)、『秘録―核スクープの裏側』(講談社)など。

 臨時国会で審議が予定されている特定秘密保護法案が提示する問題は、法案の是非のとどらない、政府のあり方そのものを問うものです。この法案がなくても政府は秘密、あるいは非公開としている領域があります。秘密は、時間をかけてでも公開をし、検証されることによって秘密としたことの正当性が証明されるべきですが、政府も政治もこうした発想とは無縁に来ました。このことが秘密の領域を広げ、事実を闇に葬り、本来検証されるべき政策形成の過程の検証を妨げ続けてきました。その結果、国としての重大な政策形成過程に係る機密文書が、アメリカの国立公文書館などで機密指定が解除され、それが日本における過去の政策の検証の対象となっていくという、およそ民主的な政府のあり方からは程遠い状態を露呈し続けてきました。
 このシンポジウムでは、日米の公文書、関係者からの聞き取り、取材から「核密約」を明らかにし、その政策決定過程を検証された経験から、政府の秘密と公開についてのお話をお聞きし、いかに秘密を民主的に管理・コントロールし、知る権利を具体的に保障していくのかを考えます。

【問い合わせ】
 特定非営利活動法人情報公開クリアリングハウス
 〒160-0008 新宿区三栄町16-4 芝本マンション403
 TEL:03-5269-1846/FAX:03-5269-0944
 e-mail:icj(a)clearing-house.org  ※(a)を@に変えてください

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