国に対して情報公開請求して非公開になった場合、審査請求をすることができます。誰でも簡易に異議が申し立てられる仕組みで、その審査は情報公開・個人情報保護審査会が行います。自治体の情報公開条例でも同様に、それぞれ審査会を設けていて、基本的な機能は同じです。
国の審査会は、最近では集団自衛権にかかる想定問答について内閣法制局の見解を審査会が覆して行政文書性を認める判断をしたことが注目されました。普段はあまり報道されることはないのですが、案件の3割程度について原処分を変更する判断をしています。
国は、審査請求の件数も多く、5つの部会に分かれて各部会に常勤委員が1名います。通常、元裁判官、元検察官、元行政職員が常勤委員に就任していますが、唯一、弁護士から常勤委員になったのが森田明さんです。その時の経験を踏まえて『論点解説 情報公開・個人情報保護審査会 答申例』(日本評論社)も出版されています。審査会がどのような仕事をしているのか、あまり知られていないが注目すべき答申の紹介を含め、お話を聞く機会を設けました。ぜひ、ご参加ください。
PDF版案内→ http://bit.ly/2r7Nch7
日時:2017年6月29日(木)18:30~20:30
場所:四谷地域センター11階第2・3集会室(新宿区内藤町87番地)
地図 http://ycc.tokyo/about.html
定員:40名(先着順。事前申込優先)
お申し込みは→ http://bit.ly/2q6hZXq
資料代:1,000円(当会会員無料)
講師:森田 明さん(弁護士、元情報公開・個人情報保護審査会常勤委員)
主催:情報公開クリアリングハウス
〒160-0008新宿区三栄町16-4 芝本マンション403
TEL:03-5269-1846 FAX:03-5269-0944
e-mail:icj[a]clearing-house.org ※[a]を@に変更してください