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南アフリカの政治と情報公開法の今


イベント詳細


南アフリカの政治と情報公開法の今

リチャード・カランドさん(ケープタウン大学公法教授)

 〇日時:2018年4月27日(金)18:30~20:30
 〇場所:専修大学神田キャンパス2号館 203教室
    (千代田区神田神保町3-8)
     https://www.senshu-u.ac.jp/access.html#anchor01
 〇定員:50名(先着順。事前申込受付)
 〇資料代:1,000円(当会会員無料)

 ※逐語通訳つき

 南アフリカは、最近ズマ前大統領が汚職・腐敗の蔓延、権力濫用疑惑で辞任し、その後、起訴されました。ここに至る過程では、調査報道に取り組むジャーナリストや野党による情報公開法の利用、それによる問題の追及などがありました。南アフリカは、透明性や公開性に関する国際的な指標等でも高いスコアを獲得するなど、民主的な制度を発展させてきていますが、情報公開法と政治的な説明責任の間にどのような課題があるのか。話を聞きます。

◆リチャード・カランド氏(ケープタウン大学公法准教授)
 南アフリカを中心に20年以上、民主的統治と持続可能な開発分野に取り組む。ケープタウン大学で、2007~2016年に民主的統治と権利ユニットを創設して率いた。専門は、情報公開法で、世界銀行の独立情報公開不服審査会(Independent Access to Information Appeals Board)の委員を務める。
 南アフリカに来る前の1994年は、ロンドンで7年間弁護士活動を行っていた。1995~2011年に、当時、アフリカを代表する民主主義研究機関であるIdasaの政治情報監視サービスを率い、続いて経済ガバナンスプログラムを率いた。the Council for the Advancement of the South African Constitution (CASAC)、the Parliamentary Monitoring Group (PMG)、the Open Democracy Advice Centre (ODAC)の創設に関わった。ODACは、情報公開法の実行の支援と公益通報者への助言を行う法律センターで、2001~2010年の間初代事務局長を務めた。

主催 情報公開クリアリングハウス
   〒160-0008 新宿区三栄町16-4 芝本マンション403
   TEL.03-5269-1846 FAX.03-5269-0944
   https://clearing-house.org
   コンタクトフォーム http://clearing-house.org/?page_id=1069

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