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シンポジウム「国家秘密と情報公開-特定秘密保護法案がもたらす知る権利への影」


イベント詳細

  • 日付:

 10月31日に特定秘密保護法案についてシンポジウムを行なうことになりました。主催は、自由人権協会、日本ペンクラブ、情報公開クリアリングハウスの三者です。

 ご都合のつく方は是非足をお運びください。

 主催 自由人権協会×日本ペンクラブ×情報公開クリアリングハウス

 シンポジウム 国家秘密と情報公開
  ―特定秘密保護法案がもたらす知る権利への影

  日 時 2013年10月31日(木)18時30分
  会 場 専修大学神田キャンパス1号館地下1階12教室
  参加費無料、申し込み不要

 【話し】
  「特定秘密保護法案と情報公開」
    三木由希子(NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長)

  「秘密の帝国アメリカの秘密保護法制と安全保障・情報公開の国際原則」
    ローレンス・レペタ(明治大学特任教授・自由人権協会理事)

 今月開会した臨時国会で「特定秘密保護法案」が審議される予定です。この法案に関するパブリックコメントには、わずか15日間で9万件を超える意見が提出されるなど多くの関心を呼んでいます。

 特定秘密保護法案が私たちの社会に提示している問題は、この法案の是非に留まらないものです。すでにたくさん存在する政府の秘密は、今でも民主的な管理・コントロールがされず、そのことが知る権利を侵害し、政府が秘密とした分野のアカウンタビリティを放棄している状況が続いています。特定秘密保護法案は、このような構造を法律で強化し、より厚いベールを政府全体に蔽いかぶせようとするものにほかなりません。

 秘密保護法制をすでに導入し、日本の法制定への影響が取りざたされているアメリカでは、秘密の数も膨大になりアクセスできる権限のある人は400万人を超える事態となっていますが、そこで起こっていること、国家秘密のコントロールについての最新の国際的な動向とあわせて、日本において特定秘密保護法案が政府の情報公開にどのように影響を与えるのかを考えます。

 【問い合わせ】
  特定非営利活動法人情報公開クリアリングハウス
  〒160-0008 新宿区三栄町16-4 芝本マンション403
  TEL:03-5269-1846/FAX:03-5269-0944
  e-mail:icj(a)clearing-house.org
                   ※(a)を@に変えてください

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