不服申立て:東京都 豊洲地区新市場建設に関するPFI事業導入可能性調査報告書の一部開示

 築地市場が豊洲に移転される予定だが、その新市場建設を民間資金、技術等を活用するPFI(Private Finance Initiative)方式で行うかどうかを検討するため作成された導入可能性調査報告書が一部非公開とされた。導入可能性調査は、PFIによる実施の場合のコスト削減見通し、公共サービスの質などから導入を判断するために導入の意思決定を行う前の資料として作成されるが、報告書は通常、PFIで事業を実施することが意思決定され、実際の入札等が行われる段階にならないと公開されないことが多い。豊洲新市場の建設については現在、導入可能性や導入方法についての検討が行われている段階で、PFI導入によるメリットを具体的に評価している部分等が非公開になっている。

 ◎異議申立て
  異議申立書
   実施機関の非公開理由説明書に対する意見

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