6月25日に政府のIT戦略本部で「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱」が決定されました。この大綱について、6月25日~7月24日までパブリックコメントが実施されています。
来年の通常国会では、この大綱をもとに個人情報保護法の改正法案提出が予定されています。なぜこのような議論が現在行われているのかなどについて情報共有する場として、パブコメを受けての勉強会を開催します。ぜひ、ご参加ください。
○パブコメ情報
「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱」に対する意見募集について(7月24日まで)
http://bit.ly/1pG4Amx
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緊急勉強会 個人情報とパーソナルデータは何が違う?
EUとアメリカの議論と、日本の今後の法改正
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○日時 2014年7月10日(木) 18:30~21:00
○場所 大久保地域センター3階 会議室C
東京都新宿区大久保2-12-7(日本年金機構新宿年金事務所併設)
http://www2.odn.ne.jp/ookubo/index.html#access
○資料代 1,000円
○定員 20名(事前申込不要、先着順)
◆プライバシー保護をめぐるEUとアメリカの動向
高間 剛典さん(メタ・アソシエイツ代表)
1991 年より学会アテンドなどを経てインターネット・テクノロジー、セキュリティとプライバシー保護政策、重要インフラ保護政策や施策の動向をリサーチし、様々 なコンサルティングを提供。セキュリティコンサルティングの他、IT 関連イベントの企画や政府関連報告書の制作なども手がける。専門はビジネスネットワーキング、ストラテジープランニング、プロジェクトコーディネート、 IT ジャーナリズム。
◆パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱を読む
三木 由希子(情報公開クリアリングハウス理事長)
政府のIT戦略本部が「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱」を決定し、6月25日~7月24日までパブリックコメントが実施されています。
個人の行動記録などがビッグデータとして利用される一方で、従来の「個人情報」という定義では、個人のプライバシーの保護と利用の不均衡が複数の側面で生じています。ビッグデータで利用される個人の行動記録などを、パーソナル
データとして新たに法規制を整理する検討が政府内で行われ、個人情報保護法の改正が来年にも見込まれています。このような議論の背景にはEUやアメリカの動向の影響も大きく、今なぜこのような議論が行われているのか、そして今パブコ
メが行われている大綱とはどのようなものかについて、情報共有をする場として勉強会を開催します。ぜひ、ご参加ください。
主催 特定非営利活動法人情報公開クリアリングハウス
〒160-0008 新宿区三栄町16-4芝本マンション403
TEL.03-5269-1846 FAX.03-5269-0944
E-Mail icj[a]clearing-house.org [a]を@に置き換えてください
共催 情報化される個人と自由に関する勉強会